月末になると財布や銀行残高をみてそう思っていませんか?
何かあった時の出費や自分の老後のための貯金をしたいと思っていても、なぜか毎月貯金ができていませんよね。
毎月給料が入ったら今月こそは貯金するぞ!と意気込んでいても
月末になれば貯めるお金もなく結局給料を使い切ってしまうのは貯金できない人に共通する特徴です。
数年前までのわたしも貯金できない主婦でした。
夫婦合わせて世帯年収450万円くらいあり給料が入ったら貯金するぞと意気込むも
無性にお金が使いたくなって、結局何に使ったかも分からず月末になると毎回お金がなくなる
この繰り返しでした。
貯金できていない過去のわたしは節約しているつもりだったし
貯金しようと思う意思はありました。
しかし貯金できている今思い返すと
節約どころかお金の管理すらできていませんでした。
でもこのままだと急な出費などに困るだけではなく
老後に年金だけじゃ足りずにギリギリの生活を送ることになってしまいます。
しかし貯金ができない人の特徴には共通して5つの特徴があり
お金の管理ができないような行動をしていたり
お金の管理をしようとしない思考を持っています。
そのため貯金できない人の特徴を知り解決するために行動すれば
- お金の管理ができるようになる
↓ - 貯金ができるようになる
↓ - 急な出費があっても困ることはない
↓ - 老後も年金+貯金でゆとりある生活ができるようになる
などメリットがたくさんあります。
そこで、この記事では貯金できない人に共通する5つの特徴と
これから貯金するために今日からできる解決策を一緒に紹介していきます。
自分であてはまるところがあれば、これから貯金ができるように1つずつ今日から行動していきましょう。
貯金できない人の特徴①なんでもクレジットカードで購入【行動】
手元に現金がないからと言って何でもクレジットカードやローンをくんで購入していませんか?
貯金ができないうちに使うクレジットカードはとても危険です。
クレジットカードは後払い式なので、レジで支払ったときは現金が減らず
お得に購入できた気になりますが、支払いは後日まとめてやってきます。
最悪クレジットカードの支払日に支払えずリボ払いにしてしまうことも。
リボ払いは毎月のクレジットカードの支払額が一定の金額に抑えれるので
無理なく支払えてお得と思いがちですが
手数料が年率15%~18%上乗せされるため、購入した金額よりも多く支払わないといけません。
リボ払いを1度してしまうと
- 月末近くになったらお金がないからクレジットカードで支払う
- カードの支払日になってもお金がないのでリボ払いにする
を毎月繰り返すようになり、このループから中々抜け出せなくなってしまいます。
貯金しようと思っても、まずはリボ払いの支払から済ませないといけないので
貯金できるようになるまで大変です。
解決策:クレジットカードは使わない
解決策はとてもシンプルでクレジットカードを使わなければいいのです。
「お金が足りないからクレジットカードを使っているんだ!そんなの無理だ!」と思うかもしれませんが
きちんとやりくりすれば、月末までお金は保てるし
本当に必要な生活費などはお金を使ってしまう前に計画的に使えば
クレジットカードも使わずに済みます。
ただクレジットカードがあるのに使わないようにするのは難しいので
今すぐにでもクレジットカードを使えないように解約することがおすすめ
最初は不安で慣れないかもしれませんが嫌でも使えなくなるので、クレジットカードを使わないことが当たり前になり
意外とクレジットカードがなくても生活できることが分かります。
わたしの友達はリボ払いに追われていて前々からリボ払いを辞めたいと思っていたけど
中々辞めれないでいました。
しかしリボ払いの残高を見たときに「これはヤバい」と思い
わたしに電話で「これから貯金する」と決意をし
その時にクレジットカードをハサミで切り使えなくしました。
最初はクレジットカードがないと不安と言っていましたが
嫌でもお金のやりくりをしないと生活できなくなるので
お金の管理に向き合うようになりました。
今では思い切ってハサミを入れてよかったと言っていて
リボ払いの支払いも終わり、毎月貯金できるようにまでなっています。
貯金できない人の特徴②支出を把握していない【行動】
貯金できない人は「収入と支出は同じだから把握してるよ!」という方が多いですが
「固定費と生活費はいくら?」と聞くと分からないと答える方がほとんどです。
この場合本当に必要な支出を把握していないので
収入と支出が同じになるのですが
本来であれば「収入-(支出+貯金)」で0円になります。
解決策:家計簿をつけて支出を把握しよう
まずは自分が生活するために最低限必要な支出金額を知ることが大事です。
そのためには、家計簿をつけて
何にいくら必要で自分が生活するために最低限必要なものをチェックしましょう。
家計簿と聞くと面倒なイメージがありますが
毎日つける必要はなく、週の終わりにまとめてつけるだけで大丈夫です。
わたしはグーグルスプレッドシートで家計簿をつけていますが
手書きの家計簿やスマホアプリの家計簿など
自分が続けやすくて見やすい家計簿を使うのがおすすめ
月末に来月の予算を組んで、予算内にやりくりできるようにすればいいので
慣れてきたころには月1回の家計簿でも毎月やりくりできるようになります。
支出を把握することで計画的にお金が使えるようになるので
月末になってもギリギリの生活をせずにすみます。
貯金できない人の特徴③お得!50%オフ!タイムセール!に弱い【行動+思考】
これは私も弱いのですが「お得」「50%オフ」と言われると
本当は欲しいと思っていなかったのに「お得だから買ってしまった」ということは、よくある話です。
今でこそポイ活などでお得活動していますが
貯金できないうちはポイ活やお得活動をせずに
お金の管理ができるようになってから始めましょう。
たまたま買わないといけないものが安くなっていたならラッキーですが
「安いから欲しい」で購入するのはお得に購入できたという感情を買っているので
買った時がピークを迎え、購入したものは今どこに・・・というほど必要ないもの。
いわゆる無駄な出費です。
100円の玉ねぎだけを買いにきたのに
たまたまスーパーでステーキが1000円⇒500円の半額になっていたから購入した場合
確かに安くなっているけど実際は100円の玉ねぎだけでよかったから
500円分無駄な出費をしているんです。
その500円で数日後、本当に必要になるであろう食材を買えているはずなのに
足りなくなってしまったのでクレジットカードで購入する
このような流れになってしまいます。
解決策:買い物はリストに書き出して予算以外のお金は財布に入れない
必要なものと欲しいものを分ける習慣をつけることで
- 必要なものだから買う
- 欲しいものだけどお金が貯まってから買う
と考えることができ、我慢するようになり衝動買いも防ぐことができます。
しかし頭の中で分かっていても我慢できないことが多く
中々実践できないことがほとんどです。
そのためお得やタイムセールに弱い方は、最初のうちは必要なもの以外を買えない状況を作りましょう。
食費の節約方法でも紹介していますが
買い物に行くときは必ず買うものをリストアップし予算を出し
予算以外のお金は持ち歩かないことで
お得だったとしても必要なもの以外は買えません。
そのため必要なお金しか持ち歩かずにクレジットカードもなければ購入できないため
例えお得であっても買えません。
これで損することなんてほとんどないので、一度試してみれば分かります。
慣れてきたら必要なものと欲しいものを分けて考える習慣をつけるようにしてみましょう。
>>お金の使い方を見直す方法は消費・浪費・投資に支出を分けること
貯金できない人の特徴④余ったお金で貯金しようと思っている【思考】
貯金するなら先取り貯金は基本です。
しかし貯金できない人は月末に余ったお金を貯金しようとし
給料と同じ口座に貯金をしようとしています。
でも大体のかたが普通に生活していたら余るお金なんてなく
お金があると分かれば使ってしまいますよね。
解決策:貯金用の口座を作って先取り貯金をしよう!
貯金するなら
- 毎月いくら貯めるのか貯金目標を決める
- 給料が入ったらすぐに貯金用の口座に貯金する
この流れで貯金していきます。
そのためまずは家計や給料の口座に貯金するのではなく貯金用の口座を作りましょう。
わたしは貯金用の口座を住信SBIネット銀行にしていて
目的別口座で貯金項目ごとに貯金を管理しています。
詳しくは「住信SBIネット銀行は貯金口座におすすめ!目的別口座で複数の貯金も管理できる」で解説中
そして先取り貯金といい余ったお金を貯金するのではなく、先に貯金するお金を決めて
給料が入ったら使い切る前に先に貯金口座に貯金していきます。
>>先取り貯金ができないとは言わせない!知らないうちにお金が貯まる口座を作る方法
なるべく毎月いくら貯めると決めてから貯金していくと習慣化されるので
貯金目標は無理ない金額を設定しましょう。
>>もう貯金に挫折しない!目標設定を見直して貯め癖をつけよう
貯金目標があると、貯まるスピードやモチベーションが上がるので
目標に向かって貯めているということを意識して貯金をしましょう。
わたしは年別の貯金目標を決め月別の貯金目標を決めています。
>>【世帯年収500万円】2018年の貯金目標と月別の貯金目標を決めました
貯金できない人の特徴⑤年収が低いから貯金ができないと思っている【思考】
わたしも低収入のときは、年収が高ければ貯金できると思ってました。
しかし年収が高いほど貯金できる金額も多くなるかもしれませんが
貯金ができる・できないに年収は関係ありません。
確かに収入が低いと貯金できる金額も限られるしできないこともありますが
できないなりに、支出を減らす努力や収入を少しでも増やす努力は必要です。
わたしも年収250万円で家族4人で生活していた時期がありましたが
当時はできる限りの節約をし、少しでも収入を増やす努力をしました。
それでも旦那の給料のみの年収250万円で生活することはできず赤字家計
わたし何やってんだろうと思って涙したことも・・・(´;ω;`)ウッ…
しかし子供が保育園に入れるようになってからは私も働くことができ
世帯年収500万円になり年間170万円の貯金ができるようになりました。
夫婦二人で世帯年収450万円で貯金できなかった時に比べ家族4人でも貯金ができるようになったのは
あの時頑張った節約や収入を増やす努力が世帯年収が増えても変わらずに習慣化されていたからです。
解決策:収入に見合った生活をする
そのため、収入が高ければ貯金できるは間違いで
収入に関係なく今の収入できちんとやりくりする方法を身につけないと
収入が上がってもいつまで経っても貯金が出来るようにはなりません。
まずは限られたお金で生活するために収入に見合った生活をしましょう。
とはいえ、収入に見合った生活なんて分からないですよね。
そこで家計簿の黄金比を使うことで収入に見合った生活予算が分かります。
ぜひ活用してください。
本当に低収入で悩んでいる方はわたしが年収250万円で家族4人の生活をしていた頃の奮闘記をまとめています。
ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
まとめ
貯金できない人に共通する5つの特徴と解決策は
- なんでもクレジットカードで購入する
⇒クレジットカードは使わない - 支出を把握していない
⇒家計簿をつけて支出の管理をする - お得やタイムセールに弱い
⇒必要なお金しか持ち歩かない・買い物リストを作る - 余ったお金を貯金しようとしている
⇒貯金口座を作り先取り貯金をする - 年収が低いから貯金ができないと思っている
⇒収入に見合った生活をする
どれも一気にするのは難しいかもしれませんが、1つずつ行動していけば
お金の管理ができるようになり貯金ができるようになります。
これを読んだあとは「へぇ~なるほど」で終わっては今までと変わりませんが
この記事を最後まで読んだあなたなら
絶対に行動して貯金ができるようになると思っています。





