国が「貯蓄から投資へ」とスローガンを掲げ世間では貯金から投資への時代になっていますが
貯金大好きな日本で世界でも貯蓄率が高い日本でなぜ投資を勧められているか気になりませんか?
わたしが投資を始めたきっかけは
- 収入源(資産)を増やしたい
- 世間の流れが投資になっているから
- 意外と主婦で投資をやっている人が多かったから
と、最初は収入源(資産)を増やすために色々調べていて、最後は時代に流されたように始めちゃいました。
ただ、よくよく考えると投資をすれば増えることもあるけど、減る可能性だってあるし
増えることばかり考えててリスク管理をしなければ、資産がなくなってしまう可能性だってあります。
「じゃあ投資をしなくてもいいじゃん」
そうなりますよね。
日本では義務教育で投資の勉強をしないので、いずれも独学である程度、投資の勉強をしないといけません。
ただでさえ忙しく自分の時間なんて中々とれないのに、お金が減るかもしれない投資の勉強なんて考えられませんよね。
でも、国はここぞとばかりに投資の参入ハードルを下げて、投資をしやすい環境を作っています。
そのおかげもあって、わたしも投資を始めることができたのですが
と、思っていました。しかし
- 何故ここまでして投資を勧めるのか?
- 投資をしないといけない理由や必要性
を考えてみたところ
貯金だけでは思うようにお金が増えていかず、これからは国に頼らず
自分の資産は自分で築いていく必要性が分かりました。
それを踏まえた上で「今わたしたちがするべきことは何なのか」を考えてみました。
そもそも何故日本は投資の勉強をしないのか?
海外では投資やお金について義務教育で勉強するらしいのですが日本では投資の勉強なんてしません。
その理由として、国にとっても預貯金が大事だったからです。
日本は約1000兆円借金があると言われていますが、誰に借金をしているか知っていますか?
日本が借金をしている相手は、国民わたしたちなのです。
そう思うかもしれませんが、銀行に預けているお金で国の借金を銀行が国債として購入しているのです。
国民⇒銀行⇒国(日本政府)
このように、国民が銀行に預けているお金は国(日本政府)の借金(国債)を購入したり
企業に貸したりするため、間接的に国は国民へ借金をしているようになります。
そうなると国にとっては投資をして海外にお金を預けられてると困るため、投資の勉強はしなかったのです。
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【貯金から投資へ】国が投資を勧めている本当の理由
2019年には消費税があがる予定ですが国は税金だけで賄えないので
国債を発行し日本の借金は、まだまだ増えると思います。
そのためNISAなどの非課税投資にお金を流すことは避けたいはずなのに
投資を勧めているのは何故でしょうか?
建前では経済を活性化させるためだとしていますが
本当の理由は
- 少子高齢社会で社会保障の維持が困難
- インフレから自分の資産を守る
だと思ってます。
「自分の老後資産は年金に頼らず自分で築いてくださいね」という忠告
国は表向きでは言っていませんが、NISAを始め、投資をしやすい環境を作ったのは
「わたしたちはこれだけ、投資の参入ハードルを下げたのだから年金に頼らず老後資産は自分で築いてください」
という国からの忠告だと思ってます。
税金を上げるとなると、収入は増えないのにわたしたちの支出が増えることになります。
そして、少子高齢化社会の中、税金を上げても保障制度の維持は困難になる可能性が高く
今の20代30代は年金がもらえないまではいかないとも、手にする金額は少なくなると言われてる状態
そのため、救済措置として、iDeCoなどやつみたてNISAを作り国に頼らず自分の資産は自分で築いてもらうよう促し
将来貰える年金が少なくても、資産を増やす手段は与えたから文句はないよね?
という、いい訳?を作るように、投資のハードルを下げているように思えます。
インフレから自分の資産を守るための手段
実際、国民が預貯金をしなくても、条件などはありますがお金を増刷すれば国は借金を返せます。
しかしお金を増刷すると、市場に出回る円が増え、インフレになります。
そして日本では現在インフレ率2%を目指しており、まだ実現はしていませんが目標を達成するために色々と政策を打つと思います。
インフレは景気がよくなるはずなのですが物価が上昇する上、インフレにより給料が上がることは確約されていません。
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で、実際に日本がインフレになった場合どうなるのか・・・
物価は上昇するが、給料は上がらず支出は増え貯金の価値が下がります。
そのため、預貯金よりも自分の資産を守る(増やす)手段として投資を国が勧めていると思ってます。
貯金から投資をする必要性は?
年金がもらえないならその分、健全に貯金をして貯めればいいと思いませんか?
確かに利益が出た場合、投資をしながら資産を増やしたほうが、老後資金がたまるスピードも早くなります。
しかし損をした場合、その分老後資金も減るわけです。
なのに、何故投資をする必要があると思いますか?
貯金はインフレになると損?減りはしても増えはしない事実
先ほども国が投資を勧める理由として「インフレから自分の資産を守るため」と伝えましたが
インフレになると、貯金の価値は下がります。
分かりやすく言うと貯金は損になるのです。
どういうことかというと車を買うために100万円を貯めたが今、車はを購入する必要がなかったため銀行に預けているとしましょう。
2年後にようやく車を購入しようとしたところ100万円でだった車はインフレで物価があがり110万円になっています。
そう、10万円足りないのです。
これがインフレになると貯金は損だと言われている理由です。
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収入源を増やす手段
副業が解禁されたりと、会社に依存せず自分で収入減を増やすことを求められるようになりました。
節約しても支出は増え、年功序列で給料が上がる時代は終わり
それぐらい、自分で収入源を増やさないと収入が増えない時代になっています。
そのため、給料収入以外の収入源も必要なので、お金にお金を増やしてもらう方法を身につけ
収入源の手段の1つとして投資をする必要性はあると思ってます。
しかし「貯金から投資へ」が浸透していない理由
お金の勉強をしないから
確かにバブル時代は金利もよく、銀行にお金を預けているだけで増えていたので
お金の勉強をする必要もなく自然と「貯金して銀行に預けるといい」という考えは広まりました。
ただ日本は投資も含めお金の勉強もしてないので、バブルが崩壊し低金利になった今でも
「とりあえず銀行にお金を預けておいたほうが元本も減らずに安心」という風潮だけが残ってしまい
実際に投資をしている人はまだ少ないのです。
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金融リテラシーが低く貯蓄しかしない
今までお金の勉強をしてこなかったので、日本は金融リテラシーが低く貯蓄率も50%と海外に比べ多すぎます。

出典:資金循環の日米比較
貯蓄から投資へとスローガンを掲げた2001年小泉内閣の時代から17年経ちましたが
相変わらず貯蓄率が高いのは、金融リテラシーが低く
「投資は危険(損をする)」と思い、元本が減らない貯蓄をしているからです。
また日本にとって投資は危険という思いが根強くなる仮想通貨の暴落などもありましたが
投機と投資の意味を理解し、自分のリスク管理や運用方法などを考えないといけないのに
いい意見しか参考にせず、よく分からないまま「儲かると聞いたから」と言い
仮想通貨や投資を始めてしまうため失敗し「投資は危険」というイメージが強くなってしまうのです。
[sanko href=”https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-b/8379/” title=”投資と投機の違い” site=”教えて!くらしと銀行” target=”_blank” rel=”nofollow”]
確かに投資は、元本保証がなくFXや仮想通貨などギャンブル性が高いものもありますが
元本保証がないぶん、お金や投資の勉強は必要です。
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今では国も「貯蓄から資産形成へ」と「投資」というワードを避けているようで
このスローガンが続けば今後日本もお金や投資の勉強が義務教育に導入される可能性は十分あると思いますが
まだまだ何十年後の話
今の20代30代は独学で勉強しないといけないため
つみたてNISAやiDeCoで投資の参入ハードルを下げても
日本の貯蓄率は高く、実際に投資をしている人も多くありません。
まとめ:今私たちがするべきこと
国が貯蓄から投資へ勧めている隠された本当の理由は
- 年金に頼らず老後資産を自分で築いてもらうため
- インフレになった場合、自分の資産は自分で守ってもらうため
だと考えていて
インフレになると貯金は損をする場合があり、収入源を増やすための手段として投資をする必要性は十分にあると思っています。
もちろん投資は元本保証がないため、興味がない人に無理やり勧めるつもりはありません。
しかし、まずは自分のお金を守る・増やすためにも勉強が必要で
金融リテラシーをこれからも積極的につけることが大事です。
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